月探査に関する懇談会 第7回会合

今日は会社を休んで、これに行って来ましたので報告です。

座長が遅刻ということで、いきなり5分以上遅れてスタート。まずは配付資料の確認。配布されたのは以下の通り。

資料1 ロボットに関する専門家打ち合わせにおける検討結果
資料1-1 高度ロボットによる月探査に関するヒューマノイド系ロボットの検討結果
資料2 月探査の考え方の見直しについて(案)
資料3 月探査に関する懇談会報告書(骨子案)
参考1 月探査に対する意識に関するアンケート結果
参考2 月探査ナショナルミーティングの概要
参考3 米国の宇宙探査に係わるオバマ大統領の所見(概要)

 

最初に資料1を長谷川委員が説明。
ほとんど資料の読み上げだったので、そのうちアップされるであろう資料に対して、公会議にリンクを貼ります。そっちを参照のこと。

続いて資料1-1を井上委員が説明。
月探査は科学の話が中心になりがちだが、ここでは技術フロンティアとしてのロボットということで考えた。もちろん現状の技術等を考えれば、JAXAが出しているローバー型が妥当。がしかし、その中でもしヒューマノイド型をやるとしたらどんなシーンが考えられ、何が技術的要素としてクリアが必要なのかを考えてみた。
その際、探査自体はローバー型に任せる。ヒューマノイド型は基地建設や維持を人間と協力しながら行う。プラス、人間が遠隔操作する分身としての利用というのが望ましい姿。

この分身は2015年くらいまでかけて地球上で実験を行う。可能であれば2020年を目標に月モデルを開発し、2025年までに月面での運用を行う、というシナリオを考える。

その際、こういった開発は現在の宇宙分野だけでなく、いろんな分野からの参入が求められる。また技術の継承や技術者の出入りも想定し、各モジュール間のインターフェースをキッチリと規定し、基盤化する。それによって、様々な分野の最先端の技術を取り込み易くし、各業界が成果を自分の会社に持ち帰り、応用しやすくする。
こういった体制を作る、まさにシステム開発体制のパラダイムシフトが必要だという主張。

毛利委員からももう少し詳しく等、他の委員からの同意も多かったが、これは宇宙以外の産業でも同じで、日本の場合、もっと他業種の成果を取り込み、交流が図られる、まさに今回提言されたシステム開発体制のパラダイムシフトが重要になると考えられるので、このプロジェクトがそのモデルケースになると良い。

 

すみません、続きはまた明日書きます。

第39話 ビフォー・アフター

ビフォー・アフターでリフォームをやってもらっていました。どうも2階建ての建物。しかも古民家か何かで、木造の結構古そうな家。これを匠にリフォームしてもらっていたのですが…

途中で何度か呼ばれて現場に行き、いろいろと相談しながらやってもらっていました。当然相方も一緒で、

「木の風合いが好きなんでー、それを活かした家にして欲しいです」

って要望を入れていました。

 

そしていざ完成。家に行ってみると、確かに木造で木を使っているのですが、古民家だったような雰囲気は残っておらず、モダンな家になっておりました。
私は

「まぁ、これでもありなのかなぁ?」

などと思っていたのですが、相方が匠に猛然と抗議。

「あの素晴らしい木目なんかの風合いを残してもらえるかと思っていたんですけど、全く死んでしまっていますよね。ちょっとこれは…」

そして所ジョージが

「いやぁ、奥さん怒ってましたねー。文句を言われた匠は初めてなんじゃないの?」

というコメント。

 

ここで目が覚めました。うーん、匠にリフォームを依頼するようなことは将来あるんだろうか?

第38話 アポロ打ち上げ失敗

久々の夢ネタです。

家にいて、あるものを作っていました。それは全長2m程度のサターンV型ロケット。実際に燃料を注入して打ち上げの準備を進めます。だけど、何故かそれは和室の中で、どう考えても屋内。どこからロケットを外に出すんだろう?

しかし隣にいたフォン・ブラウンはまったく動じずに

「大丈夫。あの壁の所に、今は蓋をしているけど円形の穴があるだろう? あそこから外に飛び出して方向転換をし、宇宙を目指すんだ」

なるほど。そういうもんなのか。

「では、後は任せたので、打ち上げはヨロシク」

と言い残して出て行ってしまいました。ま、手順が分かれば大した問題ではないので、早速打ち上げを行いました。

しかし、打ち上げ後しばらくしてから気が付いたのですが、ロケットはまだ室内にいました。不思議に思ってよく見てみると、壁の穴にしてある蓋を外していなかったため、外に出られないらしい。

そこで慌てて蓋を外すと、サターンV型ロケットは勢いよく外に飛び出し、ベランダから少し出たところで、重力に逆らって墜落しないよう噴射をしながらホバリング。その状態で宇宙を目指すために方向転換をして一気に飛んでいきました。

ところが方向転換の角度があきらかに浅く、近所の空き地に墜落。爆発炎上して大騒ぎになりました。

それをベランダから確認し、携帯電話で消防署に連絡。

「ロケットが空き地に墜落して、爆発炎上しています。場所は…」

うーん、蓋を外すのを忘れていたのが打ち上げ失敗の原因かなぁ…でも明らかに角度がおかしかったからなぁ…

 

そんなことを考えているときに目が覚めました。

 

いや、でも何で和室から打ち上げーの、フォン・ブラウン現れーのっていう夢なんだか。しかもフォン・ブラウンは日本語喋ってたぞ。

金星探査機「あかつき」、小型ソーラー電力セイル実証機「IKAROS」報道公開

事情により1週間延びていた「金星探査機『あかつき』、小型ソーラー電力セイル実証機『IKAROS』報道公開」が、JAXAの相模原キャンパスにて行われました。今回は会社を休み、宇宙作家クラブのメンバーとして取材に行って来ましたので、報告したいと思います。

9時半から受付を開始し、10時から始まった今回の報道公開ですが、まずは会議室にて20分ずつ、「あかつき」「IKAROS」の順番で、その概要説明と質疑応答がありました。

「あかつき」は金星の大気運動を主に調査する為の探査機です。特に「スーパーローテーション」と呼ばれる秒速100m以上の風が常に吹いているという、地球とほぼ同じサイズの惑星であるにもかかわらず、あまりにも地球と異なる大気運動が、一体どのような理由で生じているのかを突き止めるのを主目的としています。他にも「子午面循環はどうなっているのか」「雲はどうやって作られるのか」「雷は発生するのか」「活火山はあるのか」を調べることを目的としています。

もちろん、単に観測して知見を広げるわけではなく、スーパーローテーションにしても幾つかの仮説が既に立てられているので、これらを検証するためにはどのような観測機が必要なのかを検討した上で、今回の目的のために最も適した観測機材を搭載しているのだそうです。

今回は5台のカメラと、電波掩蔽観測のための基準信号源の6つの観測機器を搭載しています。
「1μm」「2μm」「10μm」の赤外線領域を観測する3台のカメラは、それぞれ「地表付近まで観測」「金星の雲の下」「雲層上層部」を撮影できるようにして、様々な高度での風の動きを調査します。
紫外線イメージャーは雲の形成に関わる二酸化硫黄などを調査します。もちろんこれは雲の形成に関わるわけですから、雲頂高度での風速分布を求めることが出来ます。
雷・大気光カメラは高度100km付近の高層大気を観測します。またこのカメラは32μ秒の高速露出が可能になっていて、雷放電発光が存在するかどうかも調査します。
その他の4台のカメラについては1時間に1回画像を撮る事になる予定だそうです。この辺は「ひまわり」など、地球の気象衛星が観測している周期と同じだそうです。あまり短い間隔で撮影しても必要な情報はあまり増えないので、この程度のインターバルで十分だろうと。

さて、この「あかつき」ですが、5月18日に打ち上げられた後、予定通りだと12月5日(?)に金星の周回軌道に乗る予定です。軌道は近金点300km、遠金点8万kmという楕円軌道に乗ります。軌道周期は30時間です。
この軌道を選択したのは、探査機が遠金点側にいる20時間は、スーパーローテーションの移動速度と探査機の移動速度がほぼ一致するため、大気の同じ場所を追いかけながら撮影することが出来る上、近金点に近い所では金星にかなり近づくため、クローズアップしてより高い解像度の映像を得られるためだそうです。

 

続いて「IKAROS」です。こちらは「太陽ヨット」だと思えば大体合っています。太陽からの光の圧力「光圧」を受ける帆(セイル)によって、太陽が輝いている限り力を受けて加速を続けることが出来るものです。

今回はその実証を世界で初めて行うのも目的としています。特に月軌道よりも遠い深宇宙での実証は例がありません。
またセイルを広げるのであれば、折角の大面積を活用しない手はないだろうということで、表面に太陽電池パネルを貼り付け、電気もこれによる発電でまかなう実証も行う予定になっています。

特に将来は木星探査機をやってみたいらしく、木星までの加速はセイルを使って行う予定だそうです。ただし、木星の周回軌道に乗せるためには太陽光の光圧だけでは難しいので、自由に噴射できるエンジンが欲しい。そのため、「はやぶさ」にも搭載したイオンエンジンを使うのが良さそうだという結論になっていて、このイオンエンジンを動かす大電力を作るのに、セイルに貼り付けた太陽電池パネルを使うのだそうです。つまり推進系はセイルとイオンエンジンのハイブリッドが有力だと考えていて、そのための実証を行うわけです。

ミッション自体は、ミニマムサクセスがセイルを無事に展開できるまで、フルサクセスはセイルによる加速と軌道制御が出来ることです。これは半年で達成する予定ですが、もちろん寿命は半年以上になるはずですので、様々な軌道制御技術を試すのと、薄膜太陽電池の劣化試験、惑星間空間のダスト量の観測を行う予定になっています。

さて、概要説明後は全体を4班に分けての別行動です。放送局と新聞は先に撮影に行ってしまいました。彼らから突っ込んだ質問が出ることはないだろうという事なのかもしれません。

逆に雑誌、Webメディア、そして作家陣は10時40分以降は12時頃まで、技術説明員による質疑応答が行われました。ここは遠慮無く、マニアックなところまでガンガン質問が飛びます。先に書いた内容にも、すでにそのマニアックな質問の一部を盛り込んでいますが、まぁ、そこはよしとしてください。時間があれば、もっとマニアックな内容は改めて書いていこうと思います。

その後はクリーンルーム見学です。ここはカメラを持ち込みましたので、写真による解説をしていきましょう。


クリーンルームを上から。手前が「IKAROS」、奥側が「あかつき」

 


金星探査機「あかつき」

 


「IKAROS」

 


クリーンルーム内

 


「あかつき」と「IKAROS」

 


「あかつき」全景

 


蓋の付いているのは「スタートラッカー」。2基のスタートラッカーと、太陽センサー(太陽がどちらの方向にあるのかを調べるセンサー)で、3方向を確認し、自機の位置を確認できるようになっている

 


左側、縦に3つ並んでいるのはカメラ。上から「中間赤外カメラ」「紫外線イメージャー」「1μmカメラ」
上に折りたたまれているのは太陽電池パネル

 


太陽電池パネルの本体接合部アップ。360度自由に回転できるようになっている。左右のパネルは独立稼働できるが、別々の方向を向ける意味はないので、基本的には同期して回転するとのこと。

 


「IKAROS」全景。真ん中の黒い棒は、セイルを抑えているバー。セルを展開するときには、最後にこのバーが開くことで展開を完了する。

 


右側の方に写っている四角いものは、先端マスというおもり。実証機は回転しており、この先端マスのロックを外すと、遠心力で本体に巻き付けているセイルが延びていく。これが90度ごとに4つついており、セイルが十字に延びきった後、バーが外れて、四角に展開する。

 


キチンと展開できたかを確認するカメラ。2つ用意されている。

 


おまけ。「あかつき」のフェルトで作られたマスコット(?)

 


別アングルから

第37話 中国語の授業

正月に同窓会があったからだろうか。その時に会った同級生達が出てくる夢を見ました。

正月明けに久しぶりに登校し、教室に着くと、何やらもう既に来ているクラスメイトが必死になって何か調べています。とりあえず自分の席を見つけて着席しますが、一体何をやってるんだろう? と思って隣のヤツの様子を見てみると…

英語の宿題をやっている…

ここでハタと

「そうか! 今日は辻ポンの英語か!!」

と気が付きました。ちなみに辻ポンとは高校の時の英語の先生で、毎週毎週1ページまるごと暗唱しなければならず、しかも流ちょうに暗唱しなければならない上に、一カ所でも詰まると最初からやり直し。詰まるのが2回目になると、放課後に英語科教員室に呼び出しという、大変な先生だったのです。

「これはまずいぞ! もう8時半だけど、とりあえず分からない単語だけでも調べておかないとっ!!」

どうも暗唱ではなく、訳が出来るかどうか、という宿題のようです。

そしてすぐに先生がやってきて、授業が始まるのですが…あ、あれ? 辻ポンじゃない? 女の先生がやってきて、しかも…

中国語?!

いきなりピンインの解説を始めます。しかもそんな教科書、私は持ってないし。

「次回までにはちゃんと買ってくること!」

と念を押される始末。いったい何だったんだ、あれは? というか、この夢は? と言ったところでしょうか。

 

第36話 自転車

なんかクライアントが不動産屋さん。どこかの町で知り合いと一緒にクライアントと交渉していました。その場には何故か私はいつも乗っている折りたたみ自転車に乗って行っていたのですよ。

さて、いざ打ち合わせが終了して自転車を停めてあった場所に行ってみると、なにかおかしなことに気がつきます。自転車のハンドルのところになにやら貼り付けてあるのが目にとまったのです。

「もしかして駐禁? 確かに自転車置き場でも何でもないところ(砂利が引いているだけの道ばた)に停めてたからなぁ」

おそるおそるその札を見てみると

「売約済み」

の文字が。はぁ? 売約済み? 少なくともほかにもいろんな自転車が停められている中で、よりによってこれだけ売りに出されたのか? つーか、勝手に売りに出すなよ!

業者に文句を言ってやろうと札に書いてある住所を見ると長野県飯田市とあります。つーか、こんなところまで長野県から売りに来てるんか! おかしいやろ!つーか、12800円ってどういうことやねん! 勝手に売りに出すんやったら、少なくとも1万円はこっちに払ってもらわんとなぁ。

というところで目が覚めました。おかしい夢をみてるなぁ…

 

第35話 お説教

久しぶりの夢ネタです。

何やら相方が困っています。どしたん? と訊いてみると

「うん…メモリがいっぱいになってもうて、携帯からメールが送られへんねやんか。どうやったら送れるようになるんやろう?」
「はぁ? そりゃ、適当なタイミングでちゃんとバックアップを取って、その時に消さなあかんねんて。いっぱいになるまで送ったんかいな。」
「そうやねん。ゴメン、消して~」
「しゃあないなぁ…いつ頃いっぱいになったん?」
「今週の月曜日」
「ほんなら今日まではどうやってたん?」
「実は…Docomoの携帯をもう一個契約して、そっちで送っててん。」
「アホやなぁ…」

こんな感じで相方に、「如何にバックアップが重要か」という説教をやっておりました、夢の中で。
一体、何を暗示してるんでしょうね、この夢。

 

宙博2009

11時にはものすごい並び方で、1時間待ちとまで言われた「宙博2009」。

仕方がないので、ちょっと空くまで上で行われていた「大江戸骨董市」をふらふらと見て回り、江戸切り子のグラスに思わず手が伸びそうになったり、焼 き魚用の陶器を探したりと、結構面白おかしく見て回りました。

また、昼食もその辺に出ていた屋台のパン屋でメロンパンとカレーパンを買ってもぐもぐ。骨董市を見ながら食べておりました。

一通り食べ、見て、みんながお昼ご飯を食べに出てくるであろう13時に会場へ戻ってみると、さすがに列も短くなっているではないですか。

「これならそんなに待たなくても入れるか な?」

と並び、30分ほどで入場でしました。

しかし会場はそんなに大きくありません。いや、はっきり言って狭い。昨年パシフィコで行われた国際航空宇宙展なんかと比べると、面積で10分の1程 度。金額は高いのに見るところがない。いかがなモノか? って感じでした。

とりあえず、NTTファシリティーズのブースで知り合いと雑談し、ストラップをもらったりしておりました。

その後はまず、発電衛星計画であるSSPSの展示コーナーで研究の進展具合などをいろいろと質問します。とりあえず、マイクロ波で送電するところは小規模な実験では技術の確立は出来つつあります。ただし、衛星からの送電というのはまだないわけで、当面の目標は低軌道に打ち上げた実験衛星と地上に作られた受電設備との間でキチンと電力の送受信が出来るようにすることだそうです。

受電設備は高調波の発生などもありますので、それを防ぐ回路設計も必要ですが、やはり都心部には作りにくい。しかしそんなに面積を取れる土地も日本にはないので、海上、特に無人島を核として周辺に構築するのが良いかもしれない、ということでした。もちろんフロートだって有力な構築方法なんですけどね。

また、本番はやはり静止軌道に投入したい。しかも原子力発電の代替を考えるなら、寿命が30~40年にならないと、電力会社としては踏み切れないだろう、ということで、メンテナンスをどのようにするのか? というのが大きな鍵になるだろう、と。
それと、静止軌道にそれなりに大きな衛星を置くことになりますので、いろんな機能を持たせて場所を上手く確保することを考えないといけないし、他の国との関係や電波の周波数割り当ての調整などを考えると、やはり東アジアの国々で協力して開発・設置した方が良いだろうとのことでした。かなり政治的な立ち回りをうまくやらないと、技術的には何とかなったとしても実現にこぎ着けるのは難しそうです。

そしてTMTの コーナーで質問&雑談。

うーん、参加するとすると、分担金は300億円ですか。すばる望遠鏡の400億円よりは安いですが、こういうのって、ホントにそれで収まるかどうかはわからんもんなぁ。

一応、研究テーマとしては、宇宙最初期の天体の発見と、地球型惑星の直接撮影になるだろうとのこと。ま、そりゃそうだな。とりあえず、最短で2018年完成。しかし、たぶん2020年以降にファーストライトになるだろうとのことでした。

 

以上で終わり。

でも、あの内容なら来年は行かなくても良いかな…

第34話 スパイ?

久しぶりに夢ネタです。

会社の仕事で、どこぞの建物に忍び込んで、重要なデータを奪い取ってくるというのを見ました。忍び込むところまでは上手くいき、無事に必要な情報はゲットしたのですが、引き上げる際に退社時間にかかってしまい、エレベーターが使えなくなってしまいました。仕方なしに螺旋階段を2フロア程下りて、

「上のフロアの事なんか知りませーん」

という無関係な人間を装いながら、エレベーターを使う手段に出ようとしたのですが、なんと、その階段で大道芸人(女性でした)にばったり。みんなで鑑賞し、最後におひねりを出すのですが、その際に彼女と話をすると、DVDがあるとのことで、3枚ある。

「全部欲しい」

と言うと、

「あー、2枚はOKだけど、最後の1枚はなぁ…うーん、ま、いいか」

とか何とか言いながら、私が出した5000円札に、600円のおつりをくれました。全部100円玉で。

 

そこで目が覚めました。

「なんだ夢か」

と思ったのもつかの間。気が付くとすでに時間は8時半。いつもなら電車に乗っている時間ですよ。

「起きてけーへんけど、しんどいんかなぁ、と思って起こさんかった」

とのんびりのたまう母。会社休もうかどうしようか考えてみると、打ち合わせがあるから絶対に行かないといけない。でも遅刻は確実。どうしよう。

 

と悩んでいるところで、ホントに目が覚めました。夢の中で夢を見るという変な体験をしましたよ。

しかし何だなぁ…見る夢見る夢、テロをやってたり、誘拐犯になってしまってたり、今度はスパイですか。なんで犯罪ばっかりやってるんだか…

 

JAXAシンポジウム2009

今日は会社を定時で上がって有楽町のマリオンに入っている朝日ホールへ走ります。目的は18時半から始まる「JAXAシンポジウム2009」へ の参加です。実は、ずいぶん前に申し込んでいたのですが、そのときに返ってきているはずのメールが見あたらない…仕方がないのでWebサイトで場所を再確 認し、会場に向かいます。途中、最も会場に近いとされていた地下鉄の7番出口が封鎖されているというトラブルにも巻き込まれましたが、何とか開始5分前ま でには席に着くことが出来ました。なんか満席状態で、ものすごく人が多かったんですけどね、会場。

さて、偉い人の挨拶があり、JAXAの昨年度の活動内容がビデオで流された後、今年度の事業計画が報告されました。とは言っても大きいのは国際宇宙ステー ションの「きぼう」モジュール完成、2名の宇宙飛行士が今年度もこれから宇宙へ行くこと、そして、この宇宙ステーションへの無人補給機「HTV」の初号機 が9月11日に打ち上げられる予定になっていることくらいでしょうか。
JAXAとしての新規の衛星打ち上げは来年度までありません。今年は内閣府と防衛省が主管の情報収集衛星打ち上げくらいじゃないですかね?私が今聞いている範囲だと。

JAXAの話に戻しますと、HTV初号機は食料・衣料・船外実験装置を輸送する予定で、国際宇宙ステーションとは自動ドッキングせず、ロボットアームで掴んでもらい、ドッキングさせるという手法を採るようです。
そして既存に衛星に関しては、直近に打ち上げられた「いぶき」は5月に公開した観測データが地上のものと傾向があっていたため、おそらくデータの信頼度は 大丈夫なんだろうと判断されているそうです。今後はキャリブレーションをもう少しやり、観測精度をあげていく努力をするんだそうです。

先日、宇宙からの七夕メール送信実験を行った「きずな」は、今度は7月22日に、硫黄島から皆既日食の中継(あくまでも情報の伝送実験)をやるとのこと。

来年度以降には新しい衛星の打ち上げが予定されていて、一つはGPSを補完する準天頂衛星、そしてもう一つは金星探査機PLANET-Cです。現在、両衛星とも組み立てと試験が行われている最中で、大きな遅れはないとのことでした。

続いて第2部はトークセッション。フリーアナウンサーの草野満代さんが聞き手となり、宇宙飛行士の向井千秋氏、天文学者の中川貴雄氏とトークを行いました。
中川氏の話は、すみませんが割愛させてください。とりあえず彼が話したのは
1)天文学は「我々はどうやって生まれたのか?」「人類はひとりぼっちなのか?」を解き明かす学問である
2)日本の宇宙科学は様々な探査機や天文衛星で支えられている。特に天文衛星は現在「ひので」「あかり」「すざく」の3衛星が様々な波長で宇宙の謎を追いかけている
3)ダークマターの正体は皆目見当もつかない
4)今後は電波天文衛星「ASTRO-G」、X線天文衛星「ASTRO-H」の計画が承認されている。氏個人としては赤外線天文衛星「SPiCA」計画を策定中

というあたりです。またそのうち詳しく書くかもしれませんが、今日のところはこんなもんで。

さて、時間を少し巻き戻して向井氏の話をしましょう。
氏が室長を務める「宇宙医学生物学研究室」は2007年に出来たばかりの新しい研究室です。それまではNASDA以来、宇宙飛行士を元気に送り出して、無 事に帰ってこさせるという体調管理の部門はあったそうですが、宇宙での知見を地球での医療などに役立てようという部署はなかったそうで、それを設立したの だそうです。

この研究室の研究領域は以下の通りです。
1)生理的対策
2)精神心理支援
3)放射線被曝管理
4)軌道上医療システム
5)宇宙船内環境

1)について。地球の10倍くらいの速度で骨粗鬆症が進行するため、宇宙飛行士は地上では健康な状態でも、宇宙に行くと病気もどきになる。戻ってくると病 気もどきから健康に戻る。これを短期間で見ることができるので、これを研究すれば骨粗鬆症の解決方法が見つかるかもしれないと言います。
他にも高齢者健康管理、健康増進への活用、予防医学への応用などが考えられる分野です。

2)は精神心理面対応に応用できます。例えばストレス対策への応用、不眠対応などですね。
3)は航空機の国際路線に搭乗しているパイロットやキャビンアテンダントの健康管理に応用できます。同じ様な状況にあり、白内障の発症が職業病となっている部門でもあるそうですので。
4)なら遠隔地医療。宇宙には医者を常駐させられないので、地上から健康管理などを行う必要があります。これは医者が常駐していない離島などでも使える技術になります。
5)は、バクテリア環境の制御をどうするのか?などが対象になります。飛行士の抵抗力が落ちると、善玉菌でも悪さをしてしまうため、例えば宇宙食の研究から「食の安全・安心」などの研究が出来ます。それにより「安全な食品製造」「健康機能食、災害食」「環境に優しい容器」などの開発に繋がるでしょう。
また他にも「産業保険の充実」「長時間勤労者の健康管理」「有害環境リスクからの保護」「メンタルヘルス対策」など、閉鎖空間に起因する様々な問題への対策になるはずです。

これらを実証するため、現在宇宙に行っている若田宇宙飛行士も実験に参加しているそうで、「ビスフォスフォネート(骨粗鬆症の治療薬)で予防できるのか?」や、「軌道上遠隔医療の技術検証」などが現在進行形で行われています。
いずれにせよ、宇宙に人間を送ることは、ものすごいお金がかかるのも事実ですが、こういった地上ではなかなか出来ない状況が、我々の生活を補助するのに新 しい知見をもたらし、必ずや使った分大金は返ってくるということが、大変重要な点であることを認識しなければいけません。