久しぶりの夢ネタです。
東京出張中のこと。クライアントと晩ご飯を食べようと、渋谷の街(という話だった)をうろついていました。JRのガード横を歩き、ガードをくぐってビルの建ち並ぶ狭い道に入っていくと、良い雰囲気のお店がありました。そこに入ってみました。
すると先客がいました。なんと天文をやっていた時代の知り合い。
「あれ?久しぶり!」
「いやぁ、ホント久しぶりですねぇ」
「今何してるの?」
「まぁ、これこれこういうことです」
ってな感じで話をしていました。
すると目の前にある大きなディスプレイに映像が映り、テレビ会議が始まりました。相手は何と、大学時代の指導教官。
「おー、久しぶり」
「あ、どうも、お久しぶりです」
「ちょうど良いところにいたなぁ。実は今『小惑星衝突回避プロジェクト』ってのをやっててな。この会議はその会合やねん」
「あ、そうなんですね。」
「そうそう。君やったら広報関係とか強いやろ?そういう仕事してるし。悪いけど、ちょっとこのプロジェクトの進捗状況とかの広報やってくれへん?」
「まぁ、いいですけど…」
なんだか知らないうちに、よく分からないプロジェクトの広報というか、アウトリーチをやることになってしまいました。
「えっとな、これこれこういう理論で、この地球にぶつかりそうな小惑星を加速して、地球にぶつからないようにするねん」
「なるほど、加速は定期的にですか?」
「いや、準備が出来たタイミングでやろうかなぁ、と」
「こういうのは毎週何曜日の何時、とか決めた方が忘れなくて済むと思うんですが」
「確かにそうやなぁ。忘れたらまずいもんなぁ。そしたら毎週加速することにしようか」
「その方が良いかと」
「そしたら、うちの大学院生から細かいことは説明させるから、あとはよろしく頼むわ」
なんか適当やなぁ…大丈夫か?
「そしたらですね、実行に関係するファイルとかは今から言うサーバーの中にありますので、そこからダウンロードして下さい」
「了解です」
「○○○○○○というサーバーで、IDはxxxxxx、パスワードは@@@@@@@でアクセス出来ますので、よろしくお願いします」
と、一方的に言うだけ言って、大学院生はテレビ会議を終了させてしまいました。
いやいやいや。そんなん口頭で言われても覚えられへんって! まぁ仕方がない。サーバーは何となく分かったし、IDはいつものやつみたいだから、パスワードだけどうせWebサイトに載ってるやろうから、そこで見るか。
ネットにアクセスしようにも、どうも電波が悪いなぁ…と悪戦苦闘していたら、足下に3歳くらいの男の子が。
「ん?どうしたん?」
と訊くと、近くにいた女性が
「この子のお父さんはプロジェクトのメンバーで、忙しくて帰ってこられないので、ここで面倒を見てるんです」
すると、またテレビ会議システムが起動し
「すみません、お父さんからのメッセージビデオがあります。今から言うURLにアクセスしてみて下さい。いいですか…」
「ちょっと待って!こんあ小さな子がそんなの覚えられるわけないでしょう?どうしてあなたはそういうところ、気が利かないの!」
みたいなツッコミが入りました。いいぞいいぞ!私もIDとかパスワードを口頭で言われてもわからんかったし。
「あー、話が終わったんだったら、こっちで機械の説明をするから」
「はい、いいですよ」
「この機械で加速するんだけど、ここの回路が云々」
「ふむふむ」
「そうそう、このシステム作るの苦労したよなぁ」
「このフィードバック回路が秀逸なんだよなぁ」
と、なにやら機械担当者3人で盛り上がり始めます。いや、私、そんなに機械に詳しいわけじゃないんですけどね…ってツッコミを入れようとした時に、超電磁砲でたたき起こされました。いえね、目覚まし代わりの音源が「とある科学の超電磁砲」の主題歌なもんで。
しかしあれだなぁ…
「忘れるかも」
とか
「パスワードはWebサイトで見れば良いや」
とか、ゆるいわセキュリティはダメダメだし、一体どういう組織だったんだろう? なんか起きてから思い出すと、どうしようもない感じでしたよ。
ところで私、夢の中で晩ご飯にはありつけたんだっけ?
今日の歩数:13,509(10月合計:230,900歩)
今日の体重:66.3kg