第56話 いろんな生き物がやってきます

相方と庭で作業をしていると、いろんな生き物がやって来ます。セミが来たりするのはもちろん、スズメなんかも時々やって来ます。

今日は柵のそばでゴソゴソしていると、はらはらっと緑色の紅葉の葉っぱが落ちてきました。

「あー、紅葉の葉っぱだ。あれ? ウチの庭、紅葉なんて植えてないけど、どこからやってきたんだろう?」

そう思って拾い上げようと手を伸ばすと、

ぴょん!

と跳ねるではありませんか! 一体何事? とよくよく見てみると、なんと紅葉の形をしたバッタでした。

「なーなー、こんなバッタが!」
「あー、おるでー。ウチもこないだ初めて見たけど」
「そーなんやー」

と相方の話に感心してしまいました。

その後、家に入り、庭の方を見ていると、どこからともなく

チュイチュイチュイ

という鳥の鳴き声が聞こえてきます。んー、これはなんだっけ…?

「なー、この鳴き声って、なんって言う鳥やったっけ?」
「あー、これはミツスイやなー」
「そんなんがおるんやー」

すると、庭に全身が黄色い極楽鳥のような鳥がやって来て、花の蜜を吸い始めたではありませんか。

「なー、あれって…」
「あー、これがミツスイ」
「あ、ほんまや。『チュイチュイチュイ』って鳴いてる!」

そこで目が覚めました。このチュイチュイ鳴く鳥は、おそらくメジロ。家の周りでは朝よく鳴いているので、どうも夢の中にまで干渉してきたようです。しかし、一体どこから紅葉型バッタとか、ミツスイなどという鳥が我が家にやって来るという話になったんだか…

 

今月の歩数:76,552歩
今日の体重:68.9kg