大阪の地元で天文学、それもSETI関係のシンポジウムが開かれていました。何故か壇上のパネリストにはカルロス・ゴーンの姿があったり、よくよく考えれば不思議な感じだったのですが、あんまり気にせず観ていました。
会場からのコメントということで、私が書いたSETIにまつわる手順に関する意見も紹介され、機嫌良く会場を後にしました。
会場から連れ立って出て行ったのは、何故かTOKIOのリーダー城島。私は本屋に寄りたいから、ということでバス停で分かれ、見送りします。
そこから本屋を探しながらしばらく街を歩いていると、高校の同級生数人とばったり会いました。
「おい、これから同窓会やぞ。行くやろ?」
参加するという葉書を出した記憶がなかったのですが、まぁ一人くらい何とでもなるだろうと思い、そのまま一緒について行きました。
途中、国立天文台が(何故か)あり、ここが国立天文台でねぇ、とか話していたら、同級生達はその敷地内に入っていくではありませんか。ここが同窓会の会場だというので、また珍しいところでやるもんだと思っていたら、会場は国立天文台内の生協食堂らしい。今日はお休みの日のはずなのにエプロン姿の女性数人が席を並べたりしています。
と、そこに3人の研究者が現れ、我々を見つけると、席に座るように言います。
我々は3人の研究者と向かい合うように座ります。こちらは私を含め男女2人ずつ。研究者は3人で、向かって左から岡村さん、小平さん、海部さんというビッグネームが並びました。
(一体なにが始まるんだ?)
と思っていたら、小平さんがSETIや系外惑星探査についての計画を話すように促してきました。同級生達は全く何も喋らないので、全部私が説明するハメになり、探査機を飛ばす際に何が必要なのか、とかそういうことを3人に説明していました。
幾つかの質疑応答があり、私もメモを取らなければ行けないシチュエーションが出てきましたが、あいにくそんなモノは持ち合わせていませんでしたので、その辺にあった新聞の余白にボールペンで書き込むという荒技を駆使して何とかするという状態に。
「そうですね、熱振動試験も必要ですね。打ち上げの際だけではなく、その後の恒星間における加速や星間物質との衝突もバカになりませんから…」
とかなんとか。海部さんが満足したようにうんうんと頷いているけど、岡村さんは一言も発せず。小平さんはニコニコと笑っているだけで、先を続けなさいと促しています。
「さっきのシンポジウムでゴーンさんも紹介してたでしょ?」
「あー、あのコメントは私が書いたモノです。」
っていうところで目が覚めました。なんじゃ、この夢は? なんかそういうことをやらないといかんのか?